年末にかけて駆け込みふるさと納税となりましたが、実際にいくら昨年度分が還元されたか確認してみました。
会社から6月くらいにもらった住民税決定通知書を引っ張り出してみてみます。
ない！？
摘要欄に寄附金税額控除の記載がありません！
そんなバカな！？
その前の年は確かにありましたが、この年は書いてないのです。
e-Taxのマイナンバーカードのログインアカウントロック騒ぎくらいにパニックに。
e-Taxでの確定申告をミスったのか！？自治体のミスなのか！？還元が失敗か！？
ちなみに書類だけ送付するワンストップ特例制度は活用していません。
とりあえず平日に住民税決定通知書に記載の問合せ先に電話してみます。
待たされることなくすぐにつながりました。
住民税決定通知書の2つの番号（指定番号と宛名番号）を伝えると調べてくれてすぐに判明しました。
結果は、、、
住民税の追加の納付書（請求書）の通知に記載されているとのこと。
サラリーマンなので会社からの6月くらいにもらえる住民税決定通知書には書いてなく、その後に郵送されてくる住民税納付書に書いてありました。
投資収益等の住民税をクレジットカードで追加で自分で支払った記憶はあったのですが、ちゃんと伝票の中身を見ていなかったというオチです。請求書は複数枚あるのであまり詳しくは見てませんでした。反省。。。
意外と請求される住民税が安いなあと思ってましたがそういうカラクリだったのですね。
しっかり寄附金税額控除***円とありました。確定申告時の所得税控除と併せてほぼ想定通りですね。
ちなみに市町村と道府県の税額控除額を足した金額がふるさと納税の住民税控除額となります。全控除額（確定申告した方は所得税控除含める）が寄付金額から経費の2000円引いた額になるとふるさと納税は成功ですね。
ワンストップ特例を活用された方は住民税で全て控除されますが、確定申告を活用された多くの方は年収にもよりますがざっくり、
所得税控除：住民税控除 ＝ 2：8
ぐらいになるのではないかと思います。
以上のようにパニくる事例もありますので、焦らず確実に全ての住民税決定通知書や納付書をご確認下さい！
分からないことや疑問があればお住まいの自治体に問い合わせてみると丁寧に答えてくれてスッキリします。ふるさと納税によって自分の自治体の税収を減らしているのでちょっと心苦しい気持ちはありますが。。。
ふるさと納税は特産品をもらって満足するだけではなく、しっかり還付されたことを確認するまでがふるさと納税です。
それでは、今年もよいふるさと納税を！
