2022年8月に電気料金が個人的に初めて1万円を突破してその原因と対策を実行してきました。その結果、翌月9月は無事1万円を切る結果となりました。しかし、ほっとしたのも束の間、恐るべしニュースが飛び込んできました。それは、燃料費調整額の上限撤廃です。
9月電気代はエアコンの使用を節約して9000円台に戻しましたが、相変わらず燃料費調整額の高騰はとどまることを知りません。
現在電気事業者として、リミックスでんきを利用しています。東京電力から乗り換える際に、当時Amazonギフト券がもらえたのと、東京電力より電気代が少し安くなるためです。
しかし、最近メールでしれっとリミックスでんきから通知が来ました。
1.実施日 2023年1月1日(約款改定日)
2.対象種別:低圧契約(低圧電力・従量電灯 等)
3.変更内容
リミックスでんき約款(低圧用)別表2燃料費調整(1)燃料費調整額の算定(26ページ)に、次の一文を追記いたします。「ただし、燃料費調整額の算定に用いる平均燃料価格の上限は設定しないものとします。」
上限は設定しません。
上限は設定しません!
そもそも今まで上限があったのかははっきり明記されていないので分かりませんが、今回リミックスでんき約款(低圧用)に明記された以上、2023年1月からは理由をつければ無限に請求可能となります。燃料だけにおそロシア。
リミックスでんきに限らず他社の電気事業者も多くが次々と上限撤廃している状況かと思います。
例えば、固定金利ならある意味先が見えるので安心ですが、先が見えないギャンブル要素のある変動金利と同じですね。
改めて、2022年の東京電力サイトの燃料費調整額の推移を調べてみました。2022年8月時点で私の電気料金の15%程度を占めておりましたが、上昇の一途です。12月にはなんと大台の10円突破です。
・2022年1月:-0.53円/kWh
・2022年2月:0.74円/kWh
・2022年3月:-4.85円/kWh
・2022年4月:2.27円/kWh
・2022年5月:2.74円/kWh
・2022年6月:2.97円/kWh
・2022年7月:4.15円/kWh
・2022年8月:5.10円/kWh
・2022年9月:6.50円/kWh
・2022年10月:8.07円/kWh
・2022年11月:9.72円/kWh
・2022年12月:11.92円/kWh
なんだか比例関係ではなく2次関数的に増えてきているような…。
もはや燃料費調整額のゴールデンクロス!(いやデッドクロスか・・・!?)
これまで電気使用量は節約でコントロールできても、この燃料費調整額はコントロールできないので仕方ないと半ばあきらめておりましたが、上限撤廃された以上何かしらの対応を考えていきたいと思います。
つまり、燃料費調整単価の上限が決まっている電気事業者や契約プランを探すことになります。
例えば、東京電力アクアエナジー100のように水力発電で燃料調整額ゼロといったプラン(基本料金が高い・・・)もありますので、世の中にはそれなりの電気代におさまって、かつ上限料金がキャップされて安心できるプランがあるはずと信じています。
なければもう自家発電しかありません。(笑)家で自転車をこぐか太陽光発電か。自宅の屋根にソーラーパネルが設置されている方はこのご時世最強ですね。
進展があれば追ってお知らせします。もちろん節電も続けます!
VIVA, SDGs!!!