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コロナの世界を予言していた小説「首都感染」読書

新型コロナウイルス影響の外出自粛で自然と読書や動画鑑賞が多くなる日々ですが、Amazon Kindleで小説の「首都感染」を読んだ「衝撃」をシェアします。

 

新型コロナウイルス対策

 

高嶋哲夫さんが描く新型インフルエンザパンデミック小説です。概要は、

 

二〇××年、中国でサッカー・ワールドカップが開催された。しかし、スタジアムから遠く離れた雲南省で致死率六〇%の強毒性インフルエンザが出現! 中国当局の封じ込めも破綻し、恐怖のウイルスがついに日本へと向かった。検疫が破られ都内にも患者が発生。生き残りを賭け、空前絶後の“東京封鎖”作戦が始まった。

 

なんといっても今現在の新型コロナウイルスと同じ状況がリアルに描かれているのです。出版が2013年なのでまさに予言といっても過言でありません。

 

日々のニュースで発信されている内容が次々と出てきます。ページ数は多いですがあっという間に読み終えました。読んでいくと点と点が線に繋がり始めます。

 

強毒性インフルエンザが中国から全世界に拡大して世界中が地獄絵図と化します。そんな中、ウイルス封じ込めの拡散防止と治療とワクチン開発に奔走する登場人物らには胸を打たれます。

 

鳥インフルエンザからヒトヒトへと感染するウイルスの進化。

 

ウイルスは人を区別するわけではない。等しく平等だ。隙を見せた者が捕まる。

 

ロックダウンされた首都東京の行く末。

 

人類対ウイルスの戦争。

 

人とウイルスが共存できる進化も必要では?

 

 

早くコロナの予防接種用のパンデミック・ワクチンと治療用の抗ウイルス薬が開発されることを祈っています。それまでは生き延びる努力をします。

 

こんなときだからこそ一度「首都感染」読んでみることをおすすめします。

 

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