修行僧の朝は5時起きです。眠すぎです。
ANA SFC修行3日目は、1日かけて大阪の伊丹空港、羽田空港、石川県の小松空港のトランジット往復です。バリュートランジット28で安くチケットを押さえました。
前日は富山空港、羽田空港、伊丹空港までトランジットで移動して、大阪でたこ焼きを堪能しました。
目次
【22レグ目】伊丹空港-羽田空港
今日は天気も曇りで風速も悪くないので無事トランジットで定刻運航で往復できることを期待しています。頼むからノートラブルで。
昨日コンビニで買ったおにぎりを放り込んでからエスペリアイン大阪本町を6時出発です。
サムティの株主優待でもらった無料宿泊カードはほんと助かります。2連泊です。
昨日と逆経路で大阪空港へ向かいます。
ある程度のラッシュを覚悟していたのですが、6時台は電車空いてますね。普通に座れます。
大阪梅田でやはり迷子に。阪急電鉄行きたいのに阪神電車行ってました。(泣)
難しすぎです。余裕を持った行動だったので乗り遅れることなく助かりました。
阪急電鉄ってエンジ色でシブいですね。宝塚行きだし。
モノレール大阪空港に着いて、梅田での遅れから予定より少し遅れて保安検査場へ。
伊丹空港って、ANA保安検査場通過すると、すぐにお土産ショップを通ることになるので、導線が巧みですね。
カードラウンジのラウンジオーサカはさすがに寄る暇がないので、時間の余裕のある翌日にとっておくとして、ゲートに着いて搭乗を待ちます。
平日朝なので羽田行きはめっちゃスーツ着たビジネスマン多いです。こうなるともうダイヤモンドサービスメンバーとプラチナサービスメンバーとプレミアムクラスだけで大行列です。
もう乗客の半分以上かと。もはや優先搭乗になってないです。(笑)
いつものように遅延してますが、小松への乗り換えは時間の余裕があるので気にせず爆睡します。
【23レグ目】羽田空港-小松空港
羽田空港到着後は、乗り換えゲートを通って、バスラウンジへ向かいます。1キロくらい歩いたのでは?遠すぎです。
朝5時台におにぎり一個だけだったので、お腹が空きすぎて、途中のアナフェスタで700円のよしみのヒレカツサンドを買っていただきます。
少しソース味が濃すぎる気はしますが、ヒレカツは柔らかくあっという間に平らげます。
マイナー路線はバスラウンジから陸の孤島へ向かいます。バスには優先搭乗順ですが、飛行機にはバスから降りた順(ほぼ乗った時と逆になる)という不思議。それでも、バスがピストン輸送してる感じなので、飛行機自体には混雑せずゆったり乗れます。
ちなみに、滑走路付近を走るバスって、作業車両より優先度が高く、離着陸の飛行機より優先度が低いような感じでした。私らには知らないような独自の交通ルールがあるようです。
小松行きの席は空いていたのでゆったり座れました。ここで一つ気づいたことがあります。
外人の方が荷物棚に荷物を収納していたのですが、なぜか自分の上の棚でなく、あえて混んでいる棚に入れたのです。
なぜ!?なぜ!?なぜ!?
と考えていたのですが、なるほど!と推測します。
それは、飛行機の離着陸などの加減速で荷物が棚の中を暴れ回るのです。よって、パソコンなど精密機器や壊れやすい割れ物がバッグに入っていると破損する危険性があるのです。それを防止するためにあえて混雑している荷物棚にリュックを収納したのです。多分きっと。
確かに、降りる時に荷物を取ろうとすると、ガラガラの場合、端から端の全然違うところに滑っていることが何度かありました。リュックがガンガンぶつかっているとパソコン大丈夫かなと思ってました。
観察と経験と考察は大切ですね。
学んだことは、大切な壊れやすいものは、空いてる荷物棚に入れないこと。むしろ詰まっている荷物棚または足元に置くこと。
最悪の破損という失敗から学ばず、事前に対策に気づけたのでよかったです。
羽田から石川県の小松空港まで1時間なのでウトウトしているとあっという間です。
空から見える一面に広がる田園風景も北陸ならではですね。
小松空港で5時間も時間をつぶす必要があります。とりあえず空港内をウロウロして、土産物屋や展望台へ。
天気が良いのですが、外はやはり暑いです。展望エリアから望む滑走路も格別です。
空港内のベンチでは恐竜と写真が取れます。福井県の恐竜博物館から出張中のようです。
恐竜王国福井の飛び出す立体絵画もあります。きっと子供が喜びます。
石川県立航空プラザ見学
昼時ですがまだお腹が空いてないので、石川県立航空プラザへ向かいます。空港から徒歩で5分程度どすぐ真向かいです。
途中で安宅の関の富樫像をパシャリ。何か聞いたことがあるなと思ったら、源義経が弁慶と平泉を目指して通過した有名な関所の安宅の関じゃないですか!
無料の航空プラザでは、順に航空機の展示を見学していきます。屋外には海上自衛隊の飛行機があります。
なんと石川県立航空プラザには400万人も来館しているそうです。1995年に開設された博物館なので、ざっくり1日400人程度は来館している計算になりますね。(周りには空港以外何もないけど…)
昔の戦闘機もあるので、コクピットとか階段に登って見たりとか意外と楽しめます。戦闘機に乗って戦っている姿を想像するとなんだかドキドキします。
タマムシをマネて作った玉虫型飛行機も面白いです。生物を参考にした技術って世の中多いですね。
航空シミュレータが多数あるので、有料ですが飛行機好きな人はかなり楽しめるのではないかと思います。実験的な展示も多数ありました。子供の夏休みの自由研究にもいいかもですね。1日かけて満喫すれば自由研究が終わりそう。
B-747の政府専用機の貴賓室展示も興味深いです。総理大臣とかこんなに豪華な客室で海外出張していたとは!?でもなんだかずっと仕事モードですね。
ちなみに、小松空港って航空自衛隊小松基地と併設なんですね。知りませんでした。防衛省管理だとか。
なぜか夏の風物詩カブトムシも美味しそうに蜜を舐めています。特に閉じ込められてなくてフリーだけど逃げ出さないのだろうか不思議すぎる…。蜜がカブトムシを放さないのか!?
1時間ほどで見学し尽くして小松空港にテクテクと歩いて帰ります。帰り道に日陰が欲しいです。
小松空港空カフェでトマトカレーランチ
ランチは空カフェでトマトカレーをいただきます。100円のアイスコーヒーを付けて1000円です。
甘いカレーですが、トマトが絶妙に酸味を加えてくれます。
意外と居心地がよくゆっくりできました。
【24レグ目】小松空港-羽田空港
その後はスカイラウンジ白山へ。カッコいい名前です。ANA VISAワイドゴールドカードとチケットを提示して無料で入ります。
スマホのフライトチケット画面を見せると、2時間までと念押しされます。今まで言われたことなかったのでちょっと驚きです。入室が早すぎたからでしょう。一応時間もチェックしているんですね。
ちなみに、富山空港と違って、小松空港には、ANAラウンジもJALラウンジもあります。ゴールドカードラウンジのような2時間という時間制限もありません。SFC修行を終えたら次こそはこちらへ行きたいです。
ソフトドリンクバーで注いだコーヒーを飲みながら行動を思い出し振り返りながらこの記事を書きためています。
2時間たったので、いさぎよくスカイラウンジ白山を退室します。もう誰がいつ入ったかなど管理していないような気もしますが。空いてるけど、コロナ禍でもあるので、長時間滞在は控えて一応ルールは守ります。
保安検査場を通過して羽田行きゲート前で1時間ほどスマホを充電しながらシートでのんびりして夕刻に搭乗です。
またもやANAアプリから遅延の2文字が。もう良くも悪くも慣れました。もう驚かないぞと。もうなるようにしかならないです。好きにしてくれと。(笑)
それでも、一度搭乗してゆっくり動き出すと、羽田のように大規模空港でない小松空港は滑走路が混雑してないので、あっという間に飛び立ちます。びっくりするくらいはやっ!
この便で気づいたのですが、意外と機内サービスで、ソフトドリンクとお水の両方を同時にオーダーする人が多いことです。特に年配の方が。あぁなるほど、そういう手もあるのかと。
最初に水も含めて必要なドリンクをもらっておいた方があとで忙しそうなCAさんと呼び出して煩わせるよりいいかもしれませんね。
そして、不思議な動きをする年配の男性の方もいました。両手の指先を何かを縫うように動かしていました。あぁなるほど、手術のイメージトレーニングをする医者の方なんだろうなと勝手に妄想します。
しばらく妄想していると、夕暮れ時の羽田空港に着陸。
【25レグ目】羽田空港-伊丹空港
結局伊丹空港行きのトランジットは問題なく間に合います。秘密の乗り換えショートカットからゲートも近くて助かりました。
アナフェスタで夕飯買おうかと見に行きましたが、夜になると弁当はほぼ空っぽです。
大阪で夕飯を食べるかと、少し待って飛行機に搭乗します。さすがに丸一日かけたトランジット往復は疲れてきました。残り1本頑張ります。
機内では疲れて爆睡。
伊丹空港に着陸して、手荷物受取所の出口に行かず、今度こそたこ焼きを求めてフードコートへ。くくるや!
と思ったら、営業終了。20時まででした。今やゲートクローズも多い時間帯です。残念。
仕方なくバスでエスペリアイン大阪本町のホテルへ戻ります。乗り換えなしで空港から一気に大阪梅田辺りへ。
そこから夕飯も探しつつホテルまで30分程度歩きます。
いいなと思った店は大体営業終了。(泣)
結局ホテル近くのファミマでクオカードで買います。どん兵衛大盛りと割引されたおにぎり。翌朝の朝食も。夕飯は映す価値なし。でもうまかったです。
なんか朝から移動ばっかりだなぁと。5時おき6時ホテル出発の22時ホテル着です。万歩計も13000歩オーバーです。
今回トランジットで大阪の伊丹空港から小松空港を往復したのですが、沖縄や北海道のときのような長時間搭乗による足腰の凝り固まったような嫌なハリや疲れは少なかったように感じます。どちらかというと心地よい疲れというのでしょうか。
短時間で乗って乗り換えで体を適度に動かしてまた短時間で乗ってを繰り返す方がエコノミー症候群にもなりづらくて楽です。乗り換え時間の余裕がないとダッシュで大変ではありますが運動にもなります。座りっぱなしが疲れないようで一番こたえます。
そして、トランジットは基本的に遅延することを前提に座席を決めたほうがよいですね。
最初の便は、前側の席、次の便は、自分が楽な席と。前よりの席の方が後ろよりは5分ほど早く降りられますので、心理的余裕も身体的余裕も変わってきます。
個人的には、窓側でかつ気軽にリクライニング全開にできるブロック毎に最後方の席が好きです。
ウォーキングアプリのANA Pocket Proは、小松行きは羽田富山路線同様に、飛行機ではなく、10倍程度の電車判定となり、大量ポイントゲットです。片道3300ポイントです。
しかし、小松から羽田行きは通常の飛行機判定に。どうやら、小松空港の滑走路からの離陸がスムーズすぎたようです。
それでも、一日で合計8760ポイントとマイルガチャの換算で最低105ANAマイルも追加でゲットとなります。月550円と有料ではあるものの、ANAポケットプロコースお得すぎです。
翌日はついにANA SFC修行最後の日となります。最終日はトランジットはないものの、伊丹空港、松山空港、羽田空港でゴールです。
5万プレミアムポイント累積の計算がボーナスプレミアムポイント含めて正解なのかだけ少し不安です。だけど、その時はまた足りない分飛べばいっかとポジティブにおやすみなさい。
最終回かつ最終日4日目の伊丹松山羽田の有終の旅に続く。