投資信託の積立投資は、楽天証券の楽天カード、SBI証券の三井住友カード、マネックス証券のマネックスカード、auカブコム証券のau PAYカードでクレジットカードポイントがもらえるお得なサービスが各証券会社で始まっています。
今回はauカブコム証券のau Payカードの投信積立でトラブルがありましたのでシェアします。
auカブコム証券は、主に株主優待クロス取引(優待タダ取り)で活用しています。
しかし、クレジットカード積立投資でポンタポイント1%還元という嬉しい制度で飛びつきました。
毎月1日が積立日と固定日なのですが、auカブコム証券から結果のメールが来ました。
auカブコム証券から、積立(投信)プランのお取引結果をお知らせいたします。
—-<お取引結果>—-
本日、お買付予定の投信積立処理がすべてエラーとなりました。ご注文の状況は、マイページより「お取引」→「積立」→「積立履歴」ページでご確認いただけます。
ご利用ありがとうございました。
ご利用ありがとうございました!?
ご利用できてませんから!(ポンタポイントもらえてませんから!)
まじか!?とパニくったものの、一旦深呼吸してまずはなぜエラーとなったのか調べます。
証券会社に問い合わせても、案の定カードエラーになった理由は分かりません!
とのことなので、au PayのKDDIのカード会社に問い合わせます。
昼時でしたが、さほど待つことなく繋がりました。ラッキー♪
ちなみにゴールドでない通常カードは有料です。
待ち時間含めて長時間かかることが想定されたので、楽天モバイルアプリの無料通話で電話しました。通話品質安定してくれ頼む!と祈りながら。。。(ちなみに大事な電話のときは安定品質のドコモで電話しています笑)
電話するといろいろなガイダンスが流れて番号を入力していくのですが、どうしても自動音声対応やネット照合対応にもっていこうとして、肝心のカードが使えない理由のオペレータ問合せができなくて無限ループ状態。(イライラ…)
もうテキトーな番号のとこでオペレータに問い合わせて、どこかわかんなかったからごめんといいながら対応してもらいます。
エラー原因の調査をお願いして聞いていくと、どうやらご利用可能額が不足のため決済エラーとなったとのことでした。
あれっ?可能額は大丈夫なはずなのに!?現時点でもログインして調べても決済できるはずなのに!?
ここで自分自身の認識が甘かったことが判明。常識なんでしょうが、反省です。。。
事の顛末はこうです。
au Payカードのご利用可能額の条件は以下です。
利用可能額はカード締め日の毎月15日ではなく、支払日(口座引き落とし日)の毎月10日に復活
カード会社の立場に立って普通に考えたら確かにそうですね。お金をもらわないと利用可能額もリセットしませんよと。お金を取り立ててナンボの業界ですから。
そう、クレジットカードに使い慣れると打出の小槌のように麻痺してきますが、実際は個人の信用の元に行うカード会社(今回だとKDDI)への借金なのです。一時的に借りているだけ。
借金の手数料はカード払いするお店とかが払ってくれています。忘れてはいけません。だからお店にとっては現金払いが喜ばれるのです。(キャッシュレス推奨のコロナ禍はおいといて)
だから利用限度額は借金限度額です。リボ払いとかで返金を延長しようものなら、年利15%とかの高金利がかかってきます。キャンペーンやってるとついリボ払いしちゃいますが…。
ちなみに、三井住友のANA VISAワイドゴールドカードでもリボ払いでボーナスポイントがついて2倍になるという特典がありましたが、残念ながらついに改悪となりました。
そして、スケジュールは少しややこしいですが基本的には以下です。営業日によって前後ありです。
目次
・毎月7日までにカード積立設定(翌月分) ※初回のみ
・毎月8日に積立カード決済(翌月分)★ →au Payからメール通知あり!
・毎月10日にカード口座引き落とし(前月分) → 利用可能額復活!
・毎月15日にカード締め日(今月分)
・毎月1日にカード投信積立★→カブコムからメール通知あり!
以上を毎月を繰り返す
詳細はこちらに記載してありますのでご確認下さい。
しかし決済日は約1ヶ月前というのが不思議です。しっくりこないです。無事に決済されると、ご利用速報というカードショッピング利用のメール通知が来ますので確認しておきましょう。メール通知がこないと決済エラーの可能性大です。
今回の事例だとau Payカードの決済エラーこそメール通知が来てほしいものですが…。でないとエラーに気づくのがauカブコムからの積立可否通知メールの翌月1日になります…。
結局エラーの原因は、au Payカードのキャンペーンフル活用で、いろいろとau PAYチャージやネットでちょこちょこ買い物していたことがアダとなり、決済時点で利用可能額不足となりました。ただそれだけなのですが…。
積立日の毎月1日にご利用可能額が満足していればいいやと軽く思っていたのですが、大間違いでした。
正確には、利用可能額のリセット条件、積み立ての決済日の2つの認識間違いを犯した結果の失敗でした。
いつも利用可能額は余り気にしていなかったけど、例えば最低限の10万円の限度額だと意外と危ないことが分かります。
仮にクレカ積立限度の毎月5万円積立投資する場合、クレカ限度額は10万円必要で、それ以外に1円でもカード決済すると、auカブコム証券の積立決済エラーとなる落とし穴です。
カード引き落としによるカード限度額復活まで、1ヵ月弱から2か月弱もの間、限度額が拘束されることになります。長いです。
積立額の2倍以上の利用可能枠(与信枠)がないと成り立たないのです。
この失敗の時点で潜在的損失となります。還元率1%の500ポンタポイントと将来の投信値上がり収益分(希望的観測)です。
対策としては、限度額アップ申請(クレジットカード作成後に半年間実績を積んで信用を上げると増額申請・審査できます)するか、カード積立投資用と割り切ってタンスの奥深くにしまうか対策しましょう。
銀行口座引き落とし日の口座残高の確認はもちろん大切ですが、決済日のご利用可能額を確認することもとても必要です。
という教訓を今回のトラブルで得ました。
後日、次のカード決済日はちゃんと利用可能額を確認しながらコントロールできたので無事OKでした。
失敗すれば少し大変だけど、一つ賢くなって成長できました。