クレジットカード投信積立のポイント還元キャンペーン争奪戦が加熱していますが、今回はSBI証券のクレカ積立について紹介します。
投資信託のクレカ積立投資は、楽天証券の楽天カード、SBI証券の三井住友カード、マネックス証券のマネックスカード、auカブコム証券のau PAYカードでクレジットカードポイントがもらえるお得なサービスが各証券会社で始まっています。
現在SBI証券では、株主優待クロス取引(優待タダ取り)やクレジットカード積立投資やIPO投資や立会外分売取引に大活躍で活用しています。楽天証券と追いつけ追い越せで甲乙つけ難い同じ位置付けです。
特にSBI証券の外れたらもらえるIPOチャレンジポイントは特徴的ですね。もう500ポイントオーバーです。いったいいつ使うことになるのか…。
SBI証券のクレジットカード積立投資の特徴としては、月当たりの積立額5万円までに対してVポイント還元率0.5%です。
※プラチナカードは2%やゴールドカードの一部なら1%と高還元率にアップですが、高額な年会費を考えるとペイする人は一部かと思います。
現在ANA VISAワイドゴールドカードでVポイントを貯めているので、同じカードで積立しています。ANAマイル移行可能ポイントでない、いわゆる通常ポイント(ボーナスポイント)のようです。案の定、リボ払い2倍ボーナスもなしです。
しかも、ANA VISAワイドゴールドカードは還元率0.5%しかつかないようです。残念。
5万円のクレカ積立投資で250ポイントですが、それでもタダでもらえるVポイントはありがたくいただきます。
よって、Vポイントの使い道ですが、ソラシドエアのマイルへ交換すると半端なくお得です。なんとリボ払いで2倍になったボーナスポイント含めて、1Vポイントが2マイルに交換できるので、還元率1%相当です。
ボーナスポイントだと通常ANAマイルにしても0.3%相当しかならないのです。それが1%相当とはソラシドエア最強です。
つまり、ANA VISAワイドゴールドカードなら、ANAマイル移行可能ポイントは無料で2倍のANAマイルへ移管、通常ポイント(ボーナスポイント)はソラシドマイルへの移管がベストかと思います。
まぁ、改悪で2022/8/10の請求を以って、リボ払いのボーナスポイントが悲しくもなくなってしまうのですが…。
とりあえずこれが現時点の三井住友カードのVポイントの生きる道です。
投資信託積立のメリットとしては、もちろんインデックス積立投資で中長期的に資産を増やすことにあるのですが、副次的な効果もあります。
それは、信用取引の担保になることです。投資信託保有額の代用掛目 80%が担保となります。
SBI証券では、投資信託の累投型(分配金を自動再投資)も一般型(分配金受け取り)も信用取引の担保になります。
よって、株主優待クロス取引(つなぎ売り)を行う人、つまりクロサーにとって、信用の資金制約が緩くなるので入金前に注文して、一般信用が取れたら入金するといったことも可能となります。
極力現金キャッシュを機動力の高い銀行口座に置いておきたいということもあり。
優待タダ取り以外にも、信用売りする場面は多々あるかと思いますので、投信担保に信用取引できるのは資金効率が上がって助かります。
他のメリットとして、定期的に投信保有額に応じてSBI投信マイレージポイントがもらえることです。
銘柄によって還元率は変わりますが、例えばファンドオブザイヤー3連覇のeMAXIS Slim全世界株式(イーマクシススリムのオールカントリー)であれば、0.042%となります。
仮にオルカン100万円保有していると、年間420マイレージポイント分付与されます。
微妙に少ない気もしますがタダでもらえるものはありがたくいただきましょう。(笑)
そもそもオルカンの魅力は、信託報酬が0.1144%と全世界株式を簡単に買えるのに圧倒的に安くて低コストなことですから、マイレージ還元率が低くて当然です。むしろ0.042%のマイレージ還元率は充分でしょう。
他にも他社から株式を移管入庫すると100ポイントもらえるのもお得ですね。
投信も対応してほしい!移管手数料無料やキャッシュバックしてほしい!という気持ちでお得なキャンペーン待ちます。
マイレージポイントはTポイント、ポンタポイント、dポイントなどに交換できます。Tポイントが毎月20日に1.5倍になる錬金術ウェル活に利用できるのでおすすめですね。
他社でも同様な魅力的な取り組みがされているので今度横並びで比較してまとめてみたいと思います。
比較すると今どこの証券会社でクレカ積立してポイント還元してもらって、さらにどこで長期保有すべきかが見えてくるはずです。
ベストな選択肢は人それぞれの投資スタイルによるかと思います。
長期積立が続いて行くと、資産の置き場所も資産増加の大きな要因となってきます。
そういう意味では、投信積立は銘柄数が極力少なくてコストが安いことが大切です。移管コストも移管の手間も管理の手間も減りますので。
オールカントリー1本でシンプルイズベストです。
それでは、シンプルでよいクレカ積立投資を。