毎年恒例の投信ブロガーの投票による表彰される、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」 (FOY2018)が2019/1/13に品川区きゅりあんで開催されましたので、参加してきた結果をご報告します。
今年参加の主な目的は、去年まで積立投資してきた投資信託の是非を問いたいという想いからです。2018年は楽天VTやひふみ投信を積み立てましたが、相場の乱高下により全体的に成績が悪化する中、本当によい投信はどれかという個人投資家の生の声を聞きたかったのです。その結果をもとに2019年の投信積立戦略を決定したいと考えております。
目次
Fund of the Year 2018イベント概要
・日時:2019年1月13日(日)15:30-17:30 (開場15:00)
・会場:きゅりあん(品川区総合区民会館)小ホール
・入場料:1,500円(前売のみ。当日券なし。)
※基本的には発売日にチケットをゲットした方が無難です。
三部構成で授賞式が進行されました。
第一部 「リーマンショックから10年/つみたてNISA」アンケート結果発表
アンケート回答者164名。
明けない夜はないがいつ明けるか分からない。株価の乱高下に一喜一憂しないこと、退場しないことの大切さ。ルールを作って感情のコントロール。
リーマンショッククラスいつ来てもおかしくない意見が60%以上と多い。まだまだつみたてニーサより一般ニーサの方が多い。
一般NISA積立
・1位:ニッセイ外国株式インデックスファンド
・2位:VT
つみたてNISA
・1位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックスファンド
・2位:楽天VTI
・3位:ニッセイ外国株式インデックスファンド
第二部 みんなの【声】を聞いてみよう!個人投資家が注目ファンドに寄せる「熱いコメント」一挙紹介!!!
カンチュンドさんとファイナンシャルジャーナリスト竹川美奈子さんのかけあい形式で発表。
・楽天VT:全世界株式に投資 100円から可能という意味でハードル下げてくれた。楽天経済圏にはまる人多数。
・VTバンガード:リスク資産の大黒柱。下がり続ける信託報酬は0.10%へとコスト最安。
・SBI全世界株式インデックスファンド:楽天VTに追いつけ追い越せ!
・イーマキシススリム全世界株式 オールカントリー:できたて。実績はこれから。信託報酬0.142%。期待大。
などなど、ジョークも交えながら主要投信の特徴とコメント紹介がありました。
第三部 投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018
ブロガー1人5ポイント投票。5位からは抽選で選ばれたブロガープレゼンター5人より封筒を開いて発表。受賞者にはブロガーアンケートのコメント入りの色紙もプレゼントというのが2018年のファンドオブザイヤー演出。
ファンドオブザイヤー2017のランキングから大きく順位が入れ替わることとなりました!
・10位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
・9位:楽天全世界株式インデックスファンド:VT投資に連動。昨年1位から大きく陥落。
・8位:eMAXIS Slim 米国株式S&P500
・7位:バンガードVT:全世界の株式に低コストで一括投資可能
・6位:セゾンバンガードグローバルバランスファンド
eMAXIS Slim バランス8資産均等型
ネット専用スリムシリーズ。若手社員が意見を集めて発案。
楽天全米株式インデックスファンド
楽天バンガードシリーズ500億規模へ。コスト削減へ邁進。
eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
20位までにスリムシリーズが見事6本入選!殿堂入りを目指す。
ニッセイ外国株式インデックスファンド
残高増える→信託報酬下がるのコンセプトはブレず変わらず。その他監査法人報酬コストまで手をつけた。コスト削減は率先してやっていく。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
2018年ノーロードインデックスへの資金流入3800億。初の一位。バンガードを目指す。ブロガーミーティングの場を設ける。受益者還元型報酬。
総評
有効投票200人オーバーと個人投資家ブロガーが増えてきている。昨年度1位の楽天陥落が驚き。米国株式に強い支持。結果は投票のタイミングにもよりそう。三菱UFJ国際投信の執念の一位獲得。コツコツ投資の人口増えることを願って。
今回の Fund of the Year 2018(FOY2018)の結果を受けて、2019年のインデックス積立投資戦略を立てていきたいと思います。
そして今年から楽天カード引き落としの楽天証券積立投資で月上限5万円まで1%ものポイントが還元されるサービスを使っていきたいと思います。
気持ち新たにポートフォリオ見直し頑張ります!