新型コロナウイルスの猛威が止まることを知らない状態です。
学校は休校、北海道は週末の会社自粛、イベントも多数がキャンセル、感染者は増える一方など経済への影響は計り知れません。マスクや除菌グッズも入手困難な状況で、なんとか少しずつ買いながら毎日を生きています。ANA SFC修行の道もだんだんと怪しくなってきました。
新型コロナウイルス対策とマスク・除菌グッズの入手方法
日本をはじめとしてアメリカも全世界の株式相場もコロナショックで大荒れです。毎日暴落していきます。もともと経済実態にそぐわず株価が高い水準にあったこともあり、落ちていく勢いがすごいです。落ちるナイフとはこのことかと思い知らされます。拾ったら血まみれです。
個人投資家にとってパニックになって眠れない日々が続いている方も多いのではないかと思います。
物資の手に入らない日常生活はまさに東日本大震災を思い出します。そして、大荒れの相場環境はまさにリーマンショックを思い出します。
こんな時こそ安心して平然としていられる投資手法が、インデックス積立投資と株主優待クロス取引(タダ取り・つなぎ売り)です。まさに安心・安全・安定の3安投資手法です。
インデックス積立投資
一つ目のインデックス積立投資は、買付手数料や信託報酬の安いインデックス銘柄を、ドルコスト平均法で毎月定額積み立てていく楽チン放置手法です。相場が上がれば資産が増えてうれしく、暴落すればたくさん積立できてうれしいと、ストレスレスな投資手法となります。
インデックス投資で投資信託の自動積立を始める
おすすめな銘柄はファンドオブザイヤー2019でも一位をとった、eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)です。これ一本で全世界株式に投資できるオールインワンのお手軽銘柄です。実績もコストも文句なし。
投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019結果と投資戦略
オールカントリーは米国株が半分以上占めるのでもちろん現在の地合いでは大きく下がっていますが、コロナウイルスが落ち着けばまた弾力性よく反発することでしょう。ただたんたんと自動で毎月買い続けるだけです。安く買った分が反発するときがきっとくるはずです。
もちろん余裕資金の範囲内でというのが大前提となります。ドキドキではなくワクワクくらいがちょうどいいです。
株主優待クロス取引(タダ取り・つなぎ売り)
そして、二つ目の株主優待クロス取引(タダ取り・つなぎ売り)は、このブログでも何度も取り上げているノーリスクの株主優待タダ取り手法です。相場がどう荒れようが関係ありません。むしろ暴落したら欲しい優待株が資金内でたくさん買えてラッキーなくらいです。
株主優待券をタダでゲットする裏技〜つなぎ売り〜
3月は一年の中で最も優待銘柄が多い月になります。すでに3月の優待争奪戦は始まっていますが、無双モードで取り放題に近いです。
多くの銘柄の中でコスパの良い銘柄を分析して優先度をつけながら、こちらもただたんたんと機械的にクロス取引(現物買いと一般信用売りの同時成行注文)という作業をしていくだけで利益が積み上がっていきます。
ただし、ノーリスクと言いながら厳密には、約定しないケースのあるストップ高やストップ安には注意する必要はあります。それだけです。
大きく株価が下がった場合はクロスではなく、場合のよってはそのまま長期で現物保有もありかもしれません。長期保有条件のつく優待株も増えてきていることもありますし、暴落時は現物保有のチャンスではあります。ピンチはチャンス。表裏一体です。それでも落ちるナイフには気をつけて。そんな時はあくまでも余裕資金です。
以上のようにインデックス積立投資や株主優待タダ取りを実践することでこのようなコロナショック相場にも安定安心して対峙することができます。
実際には他の投資もやっていることもあり、積み上がる含み損に胃が痛い部分も多少ありますが、心と資金のバランスをとって投資しましょう。
株式のようなリスク資産を全資産のどれくらいの割合持つと良いかの一つの指標があります。それは、
リスク資産の割合(%)=100-年齢
で考えます。なお、逆の非リスク資産は現金や国債といった変動が限りなく小さい資産となります。若いとリスクがとれて、年齢を重ねるごとにリスクを少なくしていくことになります。あなたのリスク資産の割合はいくつでしょうか。ご参考までに。
世界に平穏な日々が訪れることを祈っています。
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