JGCの初回搭乗5000JALマイルの獲得と、全国旅行割(全国旅行支援)を利用して安くお得に鹿児島県屋久島旅行に行こうと目論んでいました。しかし、よもやよもやの楽天トラベルで全国旅行割適用不可となり、普通の旅行、いや修行となりました。
今回の旅は、JALで行く世界自然遺産の縄文杉で有名な屋久島ツアーです。
人生の中で一度は訪れてみたい地の一つがこの屋久島の縄文杉でした。体験すれば人生観変わるかも〜と若干軽い気持ちも。
楽天トラベルで飛行機代往復とホテル代3泊のJAL楽パックで約6万円でしたので割りとリーズナブルかと思います。(半額以下にできたはずの全国旅行割適用失敗だけが心残りですが…もう開き直ってます)
事前に11時間22kmの縄文杉トレッキング過酷修行に向けた身体とギアの準備を行ってきました。
初日は羽田空港から鹿児島空港トランジットで屋久島空港へ移動します。鹿児島からフェリーもあるようですが、時間がかかりすぎるので、手っ取り早くJAL/JACコンビでフライトです。
目次
羽田空港のJALラウンジ
JALのJGC会員になって毎年ゴールドカードレベルの一万円以上の年会費を支払っているのに、特にコロナ禍になってから全然活用できていませんでした。
悲しいかな、毎年の初回搭乗マイルも5000マイル特典も活用せず、ただ高いお金を払って維持しているだけの状態。反省。猛省。
気合い入れて早起きして朝7時前には羽田空港に到着し、手荷物検査後にJALのサクララウンジに直行します。
ANA SFCのプラチナでもそうでしたが、一般の手荷物検査より、JGCの手荷物検査の方が混んでいる説。
なんでやねん!と突っ込みたくなります。休日だからでしょうか。
楽天トラベルのJAL楽パックなので、JALタッチ&ゴーサービスで、楽天トラベルサイトのQRコード画面を表示して、読み込ませて通過しようとすると、iPhone12 miniの画面がiDとかのおサイフケータイ(Apple PayのWallet)に強制的に切り替わって読み込めず通過できないトラブル発生。(焦)
なんかiPhone7を買った昔もあった気が…。紙印刷がよかったのだろうか。シンプルライフにはかさばるプリンタ持ってないし。印刷頻度が少ないのでコンビニセブンイレブンのネットプリントサービスで印刷派です。
Walletにもチケット登録できないしJAL楽パックは意外とアナログで面倒です。
結局、念のため持ってきたJGCのJALカードでピッとかざして通過できました。この場合はiPhoneダメです。
その後に久々のJALのサクララウンジです。ゴールド基調でANAラウンジよりちょっと高級感があります。
ここでもQRコード読み込みに再トライ。やっぱりダメだったのですが、スタッフの方がおサイフケータイに切り替わらないようなスマホの黒いシールド(中央にスマホのQRコード画面読込用の切り欠き有り)を読み取り機側に置いてくれて問題なくQRコード読み込みに成功します。
そんな手があったのか!
さっきの手荷物検査のおっちゃんはやってくれなかったのに。でもなんだか手間だし面倒なのでその後は全てJALカードで照合を済ませることにしました。一応持ってきてよかったです。
持参のJALグローバルクラブ CLUB-Aカードは、海外旅行保険も国内旅行傷害保険も、利用付帯ではなく自動付帯なのでありがたい限りで持っていかなくてもいいかなと思ったのですが、持って行って正解でした。
ちなみに、ANA VISAワイドゴールドカード(SFCのスーパーフライヤーズゴールドカードも含む)の傷害保険は海外も国内も利用付帯という残念さ。ご注意下さい。頑張って自動付帯にしてほしいものです。
iPhoneのApple PayはNFC(近距離無線通信)技術のはずなので、無線を通さない魔法のシールドなんでしょうか。NFCが反応しないということは無線の直進性も高いのでしょうか。ちょっと欲しいです。そういえば、携帯をいつも横のポケットに入れているので、携帯電波を遮断する電磁波シールドのジーンズとかも欲しいです。
JALラウンジ、朝から混みすぎ問題。
ごった返してます。ラウンジ外の方が全然空いてます。空いている奥の方へ。
飛行機を眺めながら、もういつものように朝から生ビール。まずはキリン一番搾り。
飲んでいると、JALの機体がだんだんとパーフェクトヒューマンに見えてきます。(見えませんか!?)
ラウンジのスナック菓子のつまみやセブンで優待クオカードで買ったサンドイッチと一緒にぐいぐい飲みます。
早朝から罪悪感も感じる至福の瞬間です。
ほろ酔いで鹿児島行きの飛行機に搭乗します。頭に流れる音楽はもちろんパーフェクトヒューマン。(笑)
久々のJALの飛行機ですが、黒の革張りで雰囲気も新鮮です。ずっとANA SFC修行でANAの機体に洗脳のように慣れすぎていたので。
おそれる~な、おののく~な♪
鹿児島空港のJALラウンジ
1時間以上たつと鹿児島空港に上陸です。ANA SFC修行で心身ともに鍛えてきたのであっという間です。
屋久島行き乗り換えまで時間があったのでまたもやJALの鹿児島空港のサクララウンジへ。
羽田よりは全然こじんまりとしたサクララウンジですが静かで落ち着きますね。朝の混雑が嘘のように空いていて快適です。
今度はプレモルとつまみで乾杯。
まだ午前中です。たまにはこんな日もあってもいいのです。と自分に言い聞かせて。飲んでばかりで翌日の縄文杉トレッキングは大丈夫なのか!?という不安は募りますが。。。
千鳥足で屋久島行きの飛行機に搭乗します。JALではなく、日本エアコミューター(JAC)です。鹿児島空港を中心に離島などへの空路を展開するJALグループ会社のようです。知りませんでした。
久々のプロペラ機きた!
2022年ANA SFC修行でも最終日の松山空港行きから大阪伊丹空港へ引き返すトラブルにあったほろ苦い思い出のプロペラ機です。
機内はやはり狭いです。手荷物デカいと小さな棚に入り切らないです。ざっと数えると50人乗りくらいですね。
ドリンクタイムもなく、今回は無事に何事もなく屋久島空港へ。
ランディングぅ〜。
鹿児島から屋久島まで500km程度と近いので45分程度とあっという間でした。ジェット機よりも半分くらいの高さの低空飛行なので景色も見やすいのはプロペラ機の利点ですね。
屋久島空港到着とツアーレンタル
屋久島空港はもうほんと古い空港の雰囲気です。アナログ感満載。それがまた味があってよいのかもしれませんが。
天気も晴れて、気温も11月なのに少し暑いくらいです。昼間は半袖でも大丈夫そうです。もう南国ですね。
ちなみに、今回予約したアクティビティツアーは、石垣島の西表・由布・竹富島 日帰りツアーでもお世話になったベルトラの縄文杉トレッキングツアーです。旅行プランで困ったときの安心安定のベルトラです。
縄文杉トレッキングツアー 登山口までの送迎込 装備レンタル・お弁当オーダーも可能
縄文杉まで往復の22kmの道のりの山ガイドさんがついて12,100円です。ホテルから登山口までの往復バス代も含まれています。弁当もオプションで650円で追加可能なので昼食用だけ有りにしました。
さらに、トレッキングシューズとザックとレインコートは山登り用は持ってないのと、手荷物を減らしたかったので、3,000円プラスして手軽にレンタル付きプランにしました。
屋久島空港到着直後に、名前の書いたプラカードを持った旅行会社のスタッフさんが待っています。
声をかけるとすぐにシューズフィッティング開始です。トレッキングシューズはキャラバン(Caravan)でしたが、サイズは割と大きめに作られている気がしました。
問題なくフィッティングぅ〜。
ザックはコロンビア(Columbia)のかなり使用感のある雨よけのザックカバー付きでした。
レインコートも上下セパレートタイプです。
幸いに翌日の天気は晴れのち曇りのようなので使わずに済むことを祈ります。山の天気頼む!
グットラックぅ〜。
屋久島空港でランチ
屋久島空港狭すぎ問題。手荷物検査(預け)待ちの行列があると、土産物屋や食堂への道も人1人分しか通れなくなるくらいの狭さです。(笑)しかも人が全然はけないという。
土地は広いのに建物は半端なく狭いです。ちなみに以下の写真は帰り際に撮ったのでガランと空いています。
レジで食券を買ってレストランのエアポート屋久島へ。
飛魚が人気メニューのようです。が、朝からいろいろ食べて飲みすぎて食欲があまりなかったので飛魚ではなく、大人しく海鮮かき揚げうどんに。もう心も体もこの時は小食です。
他にも親知らずを抜いて歯の調子が悪かったので硬い食べ物は遠慮してたこともあります。親知らず抜歯手術の壮絶!?な物語はまた別の機会に。
屋久島空港に来て気づいたのですが、ドコモの電波がバリ弱いです。代わりにauの電波がバリバリ強いです。先日実質3年無料で楽天モバイルから乗り換えた激速UQモバイルがここでも大活躍です。
ラクサホテルにチェックイン
今回宿泊するホテルはラクサホテル(RAKUSAホテル)でなんと屋久島空港から徒歩数分の超好立地。
ラクサホテルを拠点に3泊4日の屋久島旅行を組み立てることになります。2日目は縄文杉トレッキングツアーで、3日目は同じくベルトラで屋久島を回るヤクザル号のバスツアーも予約しました。4日目は完全フリー(天候不良による予備日と縄文杉ダメージが未知数だったのでバッファーですね)です。
遠くから見るとホテルの壁面に屋久島エアポートホテル(昔の名前かも)って書いてありますが、近くに行くとRAKUSAの看板が出てます。
15時チェックインですが、荷物を預かってもらおうと早めに行くとたまたま部屋の準備ができていたので早めにチェックインさせてくれました。感謝。
ナイスタイミングぅ〜。
スタッフの方もすごく親切で、丁寧にいろいろ説明してくれるので助かります。さすがの高評価の人気宿ですね。
朝早かったので部屋でスマホを充電しながらベッドでゴロゴロタイム。シングルルームで狭いけど機能は必要十分です。
部屋でゆっくりしてから外に出かけます。空気も美味しいし、いい天気です。
縄文杉トレッキングツアー準備で買い出し
近くの徒歩圏内にコスモスなどのドラッグストアや小さなスーパーがありますので、そこで夕飯と翌朝の朝食や飲み物やおやつなどを調達します。
島だけあって輸送費で物価が高いかと思いきや、コスモスとか全然普通に安かったです。チェーン店だけあって流通網に強みがあるのでしょう。お店の地元感が強くなるほど物価が高くなるイメージですね。
ただ、弁当とか惣菜のような賞味期限の短い調理済みの食品は手に入らずでした。あって惣菜パンくらいです。
多少期限が長持ちするものでないとなかなか島で売っても利益が出づらいというリスクがあるのかもしれませんね。肉とか野菜とか果物は調理前の素材は普通に売っています。地産地消のモノは安く、島外から輸送するモノは高いのでしょう。
ゼリー飲料やチョコレートやラムネやペットボトル入りの水も調達します。ペットボトルは1本あれば現地の山の湧水で補給可能とのことです。もちろん、今も昔も遠足のおやつは500円までです!
ラクサホテルで早めの夕食
残念ながら弁当を求めて徒歩圏内で屋久島内をさまよったのですが、入手できなかったので、結局ホテルの食堂でカップ麺の赤いきつねとレンジでチンした冷凍おにぎりをいただきます。(セブンの金の緑茶は羽田空港で調達しています。)
ちなみに、地図アプリを見ながらはるばる歩いて閉店しているお店もありましたのでアプリを鵜呑みにしないようご注意下さい。
腹が減ってれば何でもうまい!
少し遠出して食事してもよかったのですが、縄文杉ツアーの翌朝4時30分集合という海外旅行の時差のような早すぎる時間割におそれをなして、ホテルで軽く早めに夕飯を済ませて早く寝るという作戦にしたのでした。
そういえば、屋久島に来て方言のような理解できない言葉やイントネーションはあまり聞いてない気がします。地元の人とのコミュニケーションも今のところ大丈夫です!
縄文杉トレッキングツアー準備とパッキング
夕飯後にラクサホテルの部屋で翌日の縄文杉トレッキングツアーのパッキングを行います。とにかく順に詰め込みます。
レインコートや折りたたみ傘(雨の場合の昼食に使用)や携帯トイレなど使わなさそうなものは奥へ奥へ。(本当は重いものを奥の下に入れた方が重心が下がって疲れづらいのでしょうが)
雑なパッキングぅ〜。
翌朝から過酷な修行が始まります。心配事は朝3時半頃に起床して指定のピッキング場所で4時半集合できるかと、丸一日怪我せず歩き続ける体力があるかの2点です。(幸いにも天気は味方してくれそうな予報です)
体力については、ANA SFC修行でも活躍したウォーキングアプリのANA Pocket Proを活用してANAマイルをガンガン貯めつつ、意識して日頃から歩きこんできたので少しは自信があります。(少しはね…)
とにかく英気を養うため、夜9時にはおやすみなさい。屋久島行きの飛行機に乗るため朝早かったので無事早めに就寝できました。
ぐぅ〜。
のはずだったのですが、緊張して眠れねー!
しかも隣の部屋の音がやたら聞こえます。あっ、鼻かんだ!あっ、くしゃみした!レオパレスみたいに壁うっすー!(ただ恐ろしく五感が研ぎ澄まされていただけなのかもしれません)
とにかくやばい体験の縄文杉トレッキング修行へ続く。